ぎっくり腰

このような症状でお悩みではないですか?

  • 寝返りが痛くて、寝る姿勢を変えるのが辛い
  • 起きている状態よりも、寝転んでいる方が楽
  • 骨盤周りやウエスト周りが痛む
  • 前にかがむのも、体を反らすのもつらい
  • 歩くことも困難
  • 咳やくしゃみをすると痛みが強くなる
  • 朝、激痛で起きられなくなった
  • 顔を洗っていて腰に激痛が走った
  • 椅子から立ち上がった瞬間痛みが出た
  • 同じように強く痛むぎっくり腰を繰り返している

症状

ぎっくり腰は主に4つのタイプに分類されます。

  1. 筋・筋膜性のぎっくり腰
  2. 椎間関節性のぎっくり腰
  3. 関節包性のぎっくり腰
  4. 仙腸関節性のぎっくり腰

原因

1.筋・筋膜性
これは、スポーツ中に無理な体勢をとってしまった時などに起こる、いわゆる肉離れのようなものです。この痛みは、筋肉・筋膜が損傷したことでおこります。ぎっくり腰の多くは、この現象とほぼ同じで、筋膜の損傷によって、内部が炎症を起こして腫れてしまうことで痛みが出ると考えられます。

2.椎間関節性
「腰の関節の捻挫」とも呼ばれている椎間関節のぎっくり腰は、背骨が炎症を起こしたことで痛みが出る腰痛です。前かがみになった時よりも、身体を後ろに反った時にほうが痛みがあるのが特徴です。腰だけでなく、太ももやお尻、足にもしびれなどの症状が出ることもあります。この椎間関節性のぎっくり腰は、主に30代の方がなりやすいというデータがあります。また、慢性の場合ですと中高年の方に多くみられ、これは若いころの運動不足、姿勢の悪さからくるコリ、日常生活でのストレスなどが原因と考えられます。

3.関節包性
少しわかりにくいケースになりますが、関節の一部分がズキズキと痛むときは、関節包性のぎっくり腰の可能性があります。身体を後ろに反ったり、前かがみになったりして同じくらいの痛みがあるのが関節包性のぎっくり腰の特徴です。

4.仙腸関節性
仙腸関節とは、どこの関節かご存じですか?尾てい骨の上にある三角の骨が仙骨で、骨盤の外側にある骨を腸骨といいます。仙骨と腸骨がくっついている場所が仙腸関節です。この関節は、もともとは揺らぐことがない頑丈なつくりになっています。しかし、妊娠された方の仙腸関節は赤ちゃんが産道を通りやすくするために、ぐらつく角度になってしまいます。ですから、妊婦さんや出産を終えた方は、このタイプが多いです。また、中腰の状態で急に動いたりするとなる場合もあります。

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